対策方法教えます

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このページでは、「ピッキング」「カム送り開錠」「サムターン回し」「バールによるこじ開け」といった4つの代表的な不正侵入の手口とその対策方法をご紹介します。
ご自宅での防犯対策を講じる際の参考として是非ご活用下さい。

ピッキング

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ピッキングとは、ピックと呼ばれる針金の様な特殊な工具を鍵穴に差し込み不正に開錠する方法をいいます。数年前に外国人窃盗団によりピッキング被害が多発して社会問題にもなったためご存知の方も多いと思います。

対策方法は?

さまざまな対策方法がありますが、ピッキング対策がほどこされたシリンダー(鍵穴)に交換するのが一般的です。しかし最近はその他の手口も多いためピッキング対策のみの鍵だけでは不安です。

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・U9シリンダー等

カム送り開錠(バイパス開錠)

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2002年9月12日警視庁よりカム送り開錠(バイパス開錠)される可能性のある錠前15類が発表されました。
カム送り開錠(バイパス開錠)とはシリンダー(鍵穴)とドアの間に針金を差し込み直接錠前(ドアの中や内側にある鍵の本体)を作動させ不正に開錠させる手口のことです。この手口は錠前に直接作用するので、ピッキング対策済のシリンダーに交換していてもまったく意味がありません。

対策方法は?

シリンダーとドアの間にスペーサーを入れる。錠前に対策部品をつける。対策済みのシリンダーに交換する。カム送り開錠(バイパス開錠)不可能な形状の補助錠をつける。

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・スペーサー(ホームセンターで購入可能)
・錠前保護部品装着
・ロイヤルガーディアン
・U9補助錠

サムターン回し

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ドアのシリンダーの横部分をドリルで穴を開けドアの内側のつまみ(サムターン)を直接針金の用な特殊な工具で回して開錠してしまう手口です。またドアとドア枠の間に針金を差し込み開錠する手口もあります。最近建設された建物のドアは非常にうすくハンドドリルで簡単に穴が開いてしまいます。電動ドリルの様にモーター音がならないので周りにきずかれることもないうえピッキングの様に開かなくて時間がかかったりする様なこともなく1,2分で確実に進入されてしまいます。

対策方法は?

サムターンカバーを取り付ける。サムターンを押し回しの物や鍵付きの物に取り換える。

※サムターン回しによる侵入は防ぐことができますが、上記の対策方法では外側から対策がされていることがわからないため扉に穴を空けられてしまいます。
扉を完全に修理するには取替えが必要になるため一般的な扉で10~30万円ほどかかってしまいますので(アルミやステンレスの板による修復作業も可能)補助錠での対策をおススメいたします。
ホームセンターなどで売っているドアに貼る威嚇用のシールも抑止力としておススメです。

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・サムターンカバー(ホームセンターで購入可能)
・フリーサムターン
・威嚇様のシール(ホームセンターで購入可能)

バールによるこじ開け

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バールという工具を使い、扉を強引に破壊開錠してしまいます。近年被害が増えてきている進入方法です。
日本の住宅は外開きの扉が非常に多く材質も弱い物が多い上バール対策されている住宅も非常に少ないです。
侵入され財産を奪われたうえドアとドア枠の工事で50万円もかかったのでは最悪です。 被害にあった後、緊急に修理もできないこともあるので早急な対策をおすすめします。

対策方法は?

補助錠をつける(鎌デットボルトのもの)ガードプレートをつける。

※少し前まで普通の補助錠をつけるだけで進入を防げると思われていましたが、最近は関係なく強引にこじ開けてしまいます。
とくに取り付けのあまい補助錠は一発でやぶられてしまいます(あまりに安い値段で工事しているお店はそういう補助錠をつけている傾向あり)。
デットボルトが鎌型になっている物がオススメです。
ガードプレートもピンからキリまでありますが安いものをつけても意味がないのでやめたほうがいいです。

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・ロイヤルガーディアン鎌デットボルト補助錠
・ガードプレート取り付け